著作者:freepik
パテラ(膝蓋骨脱臼)にもグレードがあることをご存知でしょうか。
例えば、わんちゃんのかわいいスキップはパテラの初期症状として挙げられますが、グレードが高くなると手術が必要になることもあります。
今回は症状をグレード別に解説しますので、悪化する前に気がついてあげられるよう、飼い主さんやご家族で歩き方を観察してあげたり、情報を共有しておくようにしてくださいね。
目次
パテラの症状
パテラは症状別に4段階のグレードに分けられます。
<グレード1>
・無症状なことが多い
・膝蓋骨は正常な位置にあり、手で押すと脱臼するが手を離すと元の位置に戻る
・激しい運動をするとキャンと鳴いて後ろ足を上げたり、スキップするなどの症状が見られる。
<グレード2>
・膝蓋骨は正常な位置にあるが、後ろ足を曲げると頻繁に脱臼し、脱臼時は後ろ足をつけなくなる
・足を伸ばしたり、手で膝蓋骨を押さないと元の位置に戻らない
<グレード3>
・常に膝蓋骨が脱臼した状態だが、手で押すと一時的に元の位置に戻すことができる。
・後ろ足を上げたまま腰をかがめたり、内股で歩くようになる
<グレード4>
・手で押しても膝蓋骨を戻すことができず、常に脱臼した状態
・足を曲げたままうずくまるような姿勢で、できる限り地面に足をつかないように歩く
愛犬がパテラを患っていても、グレードが上がらないように注意して見てあげたり、悪化しないよう工夫をしてあげることは可能です。
もし気になることがや当てはまることがあれば、早めに獣医師さんに相談しましょう。
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