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犬のアトピー性皮膚炎になりやすい犬種7選|発症時期・症状・好発部位を解説

犬のアトピー性皮膚炎は、環境中のアレルゲン(花粉・ダニ・カビなど)に免疫が過剰に反応し、強いかゆみと皮膚の炎症を引き起こす慢性疾患です。人間のアトピーは改善・完治が期待できますが、犬のアトピー性皮膚炎は完全な原因解明がされておらず、完治が難しいとされています。

そのため、獣医師と相談しながら長期的にコントロールし、愛犬の生活の質(QOL)を下げないよう上手に付き合っていくことが大切です。この記事では、アトピー性皮膚炎になりやすい犬種や発症時期、症状の特徴を解説します。

目次

アトピー性皮膚炎になりやすい犬種7選

以下の犬種はアトピー性皮膚炎の好発犬種として知られています。ただし、これらに当てはまらない犬種でもアトピーを発症することはあります。

  • 柴犬:日本ではアトピー性皮膚炎が最も多い犬種。皮膚が敏感でアレルギー体質の子が多い
  • ゴールデン・レトリバー:被毛が密で蒸れやすく、皮膚トラブルを起こしやすい
  • ラブラドール・レトリバー:ゴールデン同様にアトピーの発症率が高い
  • ミニチュア・シュナウザー:皮膚疾患全般にかかりやすい犬種
  • フレンチ・ブルドッグ:皮膚のしわに汚れや湿気が溜まりやすく悪化しやすい
  • パグ:フレブル同様に短頭種特有の皮膚トラブルが多い
  • シーズー:脂漏性皮膚炎との合併も多く見られる

愛犬がこれらの犬種に該当する場合は、日頃から皮膚の状態をよく観察し、異変があれば早めに獣医師に相談しましょう。

アトピー性皮膚炎が発症しやすい時期

アトピー性皮膚炎の症状が最初に現れるのは、一般的に生後3か月〜6歳くらいが多いとされています。

最初のうちは症状が軽度なため、飼い主が気づかないことも少なくありません。しかし、年齢を重ねるにつれて症状が徐々に重症化するケースが多く、数年経ってからアトピー性皮膚炎と判明することもあります。

皮膚のかゆみや赤みが若い頃から見られる場合は、早めに検査を受けておくことで適切な治療を早く始められます。

症状と好発部位

アトピー性皮膚炎の主な症状は皮膚の赤み・強いかゆみ・発疹です。特に以下の部位に症状が出やすいのが特徴です。

  • :目の周り、口の周り
  • :耳の内側(耳介)。外耳炎を繰り返すことが多い
  • 足先:指の間、肉球の間。しきりに舐めたり噛んだりする
  • 脇・股:皮膚が薄く蒸れやすい部分
  • 肛門周囲:かゆみからお尻を床に擦りつける行動が見られることも

一方で、背中の中心部分には症状が出にくいのがアトピー性皮膚炎の特徴的なパターンです。

症状が悪化しやすい季節

アトピー性皮膚炎はアレルゲンの種類によって、かゆみが強まる時期が異なります。

  • 花粉が原因:春〜初夏にかけてかゆみが強くなる
  • カビが原因:梅雨〜夏にかけてカビが繁殖しやすい時期に悪化
  • ハウスダストマイト(室内ダニ)が原因:季節に関係なく1年を通して症状が続く

愛犬のかゆみが特定の季節に強くなる場合は、原因となるアレルゲンを特定するためのアレルギー検査を獣医師に相談してみましょう。原因がわかれば、季節に合わせた予防対策がしやすくなります。

まとめ

アトピー性皮膚炎は柴犬やフレンチ・ブルドッグなどの好発犬種で特に多く見られますが、どの犬種でも発症する可能性があります。生後3か月〜6歳で発症しやすく、顔・耳・足先・脇などに強いかゆみが出るのが特徴です。

完治は難しい病気ですが、早期発見と適切な治療で症状をコントロールすることは可能です。当てはまる症状がある場合は、早めに獣医師に相談してください。

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