季節の変わり目や食事の変化などが原因で、わんちゃんがお腹を壊してしまうことは少なくありません。
とくに寒い冬は、部屋を暖房で暖めていても注意が必要です。
暖かい空気は天井付近にたまりやすいため、人間よりも背が低いわんちゃんは、
私たちが思っている以上に冷えやすい環境にいます。
床暖房やカーペットで足元から暖めたり、寒い日には洋服や腹巻きを着せてあげたりするなど、
冷え対策をしてあげることが大切です。
それでもお腹を壊してしまったときには、
体の内側から温めて免疫力をサポートしてくれる「葛湯」がおすすめです。
葛湯は水分補給にも役立つため、体調が優れないときにも取り入れやすい飲み物です。
今回は、葛湯の効能と作り方についてご紹介します。
葛湯の効能について
葛は古くから風邪や胃腸の不調の治療薬として重宝されてきました。
葛湯は、7〜8世紀頃から日本で飲まれてきた、葛粉から作るとろみのある温かい飲み物です。
葛粉は、マメ科のつる植物である葛の根から作られており、和製ハーブとも呼ばれています。
葛にはイソフラボンが豊富に含まれており、葛湯には次のような健康効果が期待できるといわれています。
- 胃腸の粘膜を保護する
- 血圧を安定させる
- 血液をきれいにする
- 肝機能や腎機能のサポート
- 骨粗しょう症の予防
- 体を温める(免疫力のサポート)
体を温めながら胃腸にもやさしいため、お腹の調子が気になるときにも取り入れやすい食品です。
葛湯の作り方
材料
- 本葛粉:大さじ1
- 水:180ml
※しっかりとしたとろみをつけたい場合は、本葛粉を大さじ2にするのがおすすめです。
※原材料が「葛のみ」の本葛粉を選ぶのがポイントです。
作り方
① 鍋に本葛粉と水を入れ、5分ほど置きます。
② スプーンやヘラでよく混ぜて溶かします。
③ 弱火にかけ、かき混ぜながら加熱します。
④ 半透明になったら火を止め、少し冷ましてから与えます。
食べないときの工夫
葛湯に慣れていないわんちゃんには、以下の食材などを加えて
あんかけのようにしてあげると食べやすくなります。
- 野菜
- お肉
- ご飯
お腹を壊しているときだけでなく、普段の食事にも取り入れてみてください。
ただし、葛湯はカロリーもあるため与えすぎには注意が必要です。
また、療法食を食べている場合や食事制限がある場合は、事前に獣医師に相談するようにしましょう。
寒い季節は、人も動物も体が冷えやすくなります。
葛湯で体の内側から温めながら、寒い冬を元気に乗り切りましょう。

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