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犬の歯磨きでやってはいけない7つのNG習慣|正しいケア方法も解説

年齢や犬種に関係なく、歯磨きの悩みや不安はありますよね。私の愛犬は、私が歯磨きの重要性をそこまで理解していなかったために、12歳のときに歯周病で多くの歯を抜くことになってしまいました。

「毎日歯磨きしているから大丈夫」と思っていても、やり方を間違えると歯や歯茎に負担をかけてしまうことがあります。今回は、意外とやりがちな犬の歯磨きのNG習慣を7つご紹介します。

目次

NG①:歯磨きガムだけでケアを済ませる

歯磨きガムは歯の先端についた汚れを落とす効果は期待できますが、ガムを噛まない歯や、歯と歯茎の境目(歯周ポケット)の汚れまでは取り除けません。

歯垢がもっとも溜まりやすいのは歯と歯茎の境目です。ここの汚れはブラシでしか落とせないため、ガムはあくまで補助的なケアと考え、歯ブラシでの歯磨きと併用するのがベストです。

NG②:人間用の歯磨き粉を使う

人間用の歯磨き粉にはキシリトールやフッ素、発泡剤が含まれていることが多く、犬が飲み込むと中毒を起こす危険があります。特にキシリトールは少量でも犬に低血糖や肝障害を引き起こす有害成分です。

歯磨き粉を使う場合は、必ず犬用のデンタルジェルやペーストを選びましょう。ヤギミルク味やチキン味など嗜好性の高いものを使えば、歯磨きへの抵抗感を減らすこともできます。

NG③:力を入れてゴシゴシ磨く

「しっかり汚れを落とそう」と力を入れすぎると、歯茎を傷つけて出血や炎症を起こすことがあります。犬の歯茎は人間より薄くデリケートなため、優しいタッチで磨くことが大切です。

歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、歯と歯茎の境目に45度の角度で当てて小刻みに動かすのが正しい方法です。毛先が広がったブラシは磨き残しの原因になるため、定期的に交換しましょう。

NG④:嫌がる犬を押さえつけて磨く

歯磨きを嫌がる犬を無理に押さえつけて磨くと、歯磨き=怖いことという記憶が定着してしまいます。一度トラウマになると、口を触ること自体を拒否するようになり、ケアがさらに困難になります。

嫌がるサイン(顔を背ける、唸る、口を固く閉じる)が見られたら、無理に続けず一旦やめましょう。短い時間(10秒〜30秒)から始めて、できたら褒めておやつをあげる。この繰り返しで少しずつ慣らしていくのが近道です。

NG⑤:奥歯を磨かずに前歯だけで終わる

犬の歯で最も歯垢がたまりやすいのは、上顎の第4前臼歯(裂肉歯)と下顎の第1後臼歯です。前歯や犬歯は磨きやすいためつい重点的にケアしがちですが、奥歯こそ歯周病のリスクが高い場所です。

口唇をめくって奥歯の外側を磨くことを意識しましょう。全部の歯を一度に磨くのが難しければ、「今日は右側の奥歯」「明日は左側」と分けて磨くのでも効果があります。

NG⑥:歯石を自分で取ろうとする

歯石は歯垢が石灰化したもので、歯ブラシでは落とせません。市販のスケーラー(歯石取りの器具)を使って自分で除去しようとする飼い主さんもいますが、これは非常に危険です。

素人が無理に歯石を取ろうとすると、歯のエナメル質を傷つけたり、歯茎を傷つけて細菌感染を起こすリスクがあります。歯石除去は必ず動物病院でのスケーリング(全身麻酔下)を受けましょう。

NG⑦:歯磨きを数日おきにしかしない

犬の歯垢はわずか2〜3日で歯石に変わります。3日に1回の歯磨きでは、磨いていない間に歯石が形成されてしまう可能性があります。

理想は毎日の歯磨きですが、難しい場合でもせめて2日に1回のペースを心がけましょう。歯磨きが困難な日はデンタルジェルを歯茎に塗るだけでも、何もしないよりは効果があります。

まとめ:正しい歯磨き習慣で愛犬の歯を守ろう

デンタルケアは「完璧」を目指すより、正しい方法で続けられることが何より大切です。愛犬の性格やペースに合わせて、無理のないケアを少しずつ積み重ねていきましょう。

今日からでも始められる改善点がきっとあるはずです。NG習慣を見直して、愛犬の歯と健康を長く守ってあげてください。

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