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お散歩やアウトドアでは要注意!春に危険な生き物

著作者:kamchatka/出典:Freepik

わんちゃんにとって春に危険なものは野草やお花だけではありません。

冬眠していた生き物が活発に活動し始め、それらの生き物を見たわんちゃんは、顔を近づけて臭いをかいだりしながら確認します。そのため、鼻先や顔をかまれることがあります。

お散歩中やアウトドア、旅行のときは以下のような毒を持つ危険な生き物に近づけないようにしましょう。

・毒カエル(ヒキガエル・アマガエル) 

・毒ヘビ(ヤマカガ・やマムシ・ハブ)

・ハチ(スズメバチ・アシナガバチ)

■毒ヘビに噛まれたときの症状

 毒液を注入されない場合は問題ないですが、注入されると咬傷部分が数十分後に腫れてきます。

 重症になると発熱や嘔吐・下痢、血圧低下、呼吸困難、ショック、血液の凝固異常などが起こります。

 腎臓や肝臓に障害が出ることもあり、重症の場合は昏睡や死に至ることもあります。

毒カエルに咬まれたときの症状

 アマガエルを口にすると寄生虫をもらうことがあり、下痢の症状があらわれ、最悪の場合は腸閉塞を引き起こすことがあります。

 ヒキガエルの場合はカエル中毒と呼ばれ口から泡を吹く、よだれを垂らす、嘔吐、下痢、ひどくなると呼吸困難や運動麻痺、虚脱、発作などが起こります。最悪の場合は死に至ることもあります。

ハチに刺されたときの症状

 ハチに1箇所さされた場合は問題ないですが、何箇所も刺されたり、舌、口の中、喉の中を刺された場合は、刺された箇所が腫れ、気道を塞いで呼吸ができなくなるため、命の危険があります。

 また、以下のような激しいアレルギー反応が出た時は、すぐに動物病院を受診してください。

  • 全身の脱力
  • 呼吸困難
  • 刺された箇所や広範囲に広がる腫れ

人間でも毒を持つヘビやカエル、ハチに刺された場合は危険が伴います。危険な生き物か認識できないわんちゃんは、飼い主さんが常に危険から守ってあげる必要があります

お散歩コースやアウトドアの際には草むらや茂みに入らないよう気をつけ、常にわんちゃんから目を離さないようにしましょう。

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