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アトピー性皮膚炎を発症しやすい犬種や症状、特徴

人間のアトピー性皮膚炎は改善される、治る病気とされていますが、わんちゃんのアトピー性皮膚炎においては、完全に解明されておらず、完治が難しいと言われています。
そのため、獣医師と相談しながら治療を行い、わんちゃんの生活の質を下げないようにうまく付き合っていくことが大切になります。

アトピー性皮膚炎かどうか、飼い主さんご自身で判断できないことも多いと思いますが、アトピー性皮膚炎は発症しやすい犬種や時期、発症する部位など特徴があります。今回はアトピー性皮膚炎の特徴を見ていきましょう。

もし当てはまることがあれば、早めに獣医師さんに相談してくださいね。

目次

■症状を発症する時期

アトピー性皮膚炎の症状が現れるのは、一般的に生後3か月〜6歳くらいが多いといわれています。
最初のうちは症状が軽度で、年齢を重ねるにつれて重症化するケースが多いです。そのため、最初の数年はアトピー性皮膚炎であることに気付かないこともあります。

■症状・好発部位

皮膚の赤みや、強いかゆみ、発疹などが、顔、耳、目周囲、口周囲、足先(指間、肉球間)、脇、股、肛門周囲に見られます。

■好発種
以下の犬種は好発種として発症する可能性が高いと言われていますが、当てはまらない場合でもアトピーを発症することはあります。

柴犬、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ミニチュアシュナウザー、フレンチブルドッグ、パグ、シーズー

■症状が出やすい季節や時期
アトピー性皮膚炎は環境からの刺激に対するアレルギー反応のため、アレルギーになりうる物質が増える時期にかゆみが強くなる傾向があります。
例えば、花粉が原因の場合は花粉が多い時期にかけて、カビが原因の場合は繁殖しやすい梅雨時期からかゆみが強くなります。ハウスダストマイト(室内ダニなど)が原因の場合は、1年を通してかゆがる子もいます。

アレルギー反応を示す原因が花粉やカビの子は、春〜夏にかけてはかゆみが強まる可能性がありますので、注意して見てあげましょう。

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