『歯周病』はシニアの子に多い病気のイメージがあるかもしれません。実は3歳以上のわんちゃんの歯周病の罹患率は、80%近いというデータもあります。つまり、若いからといって歯周病にならないとは限らないということです。
歯周病は炎症が進むと、口腔内だけでなく口から鼻にまで炎症が広がり、顎を溶かしてしまう怖い病気です。
今回は歯周病のサインをお伝えしますので、サインに気がついたら早めに獣医師さんに相談しましょう。
歯周病のサイン(初期症状)
・口臭が強い
・歯肉が赤く、腫れている
・口の周りが汚れている
・最近やわらかいものしか食べなくなった
・口を触ると嫌がる
・食器や給水器がなんだか以前よりヌルヌルする気がする
・食欲はありそうだが、食べられない
歯周病のサイン(重症化)
・よだれが多い
・片方の歯で、ものを噛んでいる様子がある
・食事中に突然、奇声をあげる
・頬や顎が腫れているか、穴が開いている
・口を床や地面にこすりつけている
・食後すぐにべた物を出す
・鼻血や鼻水が出たり、くしゃみをする
・前足で口の周りを気にしている
・片方の目から目やにが出たり、目が充血している
・食事中に食べ物をよくこぼす
・頭をよく振る
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