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食欲はあるのに愛犬が痩せる?見逃すと危険な5つの病気サインと体重チェック

愛犬が毎日しっかりご飯を食べているのに、なんだか痩せてきた気がする…。そんな変化に気づいたことはありませんか?

食欲があることは元気な証拠で安心しますが、食べているのに体重が落ちている場合は、病気が隠れている可能性があります。見た目ではわかりにくいため、気がついたときにはかなり進行しているケースもあります。

この記事では、食欲があるのに痩せてしまうときに疑われる5つの病気と、自宅でできる体重チェックの方法について解説します。

目次

食べても痩せるときに疑われる5つの病気

食欲があるのに体重が減る場合、以下の病気が原因として考えられます。あくまでも目安ですので、気になることがあれば自己判断せず、獣医師に相談してください。

①糖尿病

糖尿病になると、食べ物から摂った糖をエネルギーとして利用できなくなります。そのため食欲はあるのに体が栄養を吸収できず、体重が減少していきます。水をたくさん飲む(多飲)、おしっこの量が増える(多尿)が同時に見られる場合は要注意です。

②甲状腺機能亢進症

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、代謝が異常に活発になる病気です。エネルギー消費が激しくなるため、食べても食べても痩せてしまうのが特徴です。落ち着きがなくなる、脱毛が見られるといった症状を伴うこともあります。

③消化器疾患(腸の炎症・吸収不良)

腸に炎症がある場合や、消化吸収がうまくいかない場合は、食べた栄養を体が取り込めません。下痢や軟便が続く、うんちの量が異常に多いといった症状がある場合は、消化器疾患の可能性があります。

④膵外分泌不全(EPI)

膵臓から消化酵素が十分に分泌されなくなる病気です。食べ物を消化する力が弱くなるため、しっかり食べているのに栄養が吸収されず痩せていきます。うんちが脂っぽくなる、量が増えるなどの特徴があります。

⑤寄生虫感染

回虫や鉤虫などの腸内寄生虫に感染すると、寄生虫に栄養を奪われて痩せてしまいます。子犬や外で遊ぶことが多い犬は感染リスクが高くなります。定期的な駆虫薬の投与で予防できます。

体重減少と一緒に出やすい症状

体重の減少だけでなく、以下のような症状が同時に見られる場合は、病気のサインとしてより注意が必要です。

同時に見られる症状疑われる病気
多飲・多尿糖尿病、腎臓病、子宮蓄膿症
脱毛・落ち着きがない甲状腺機能亢進症
下痢・軟便が続く消化器疾患、寄生虫感染
うんちが脂っぽい・量が多い膵外分泌不全
嘔吐・元気がない腫瘍性疾患、内臓の病気

食欲やうんちの状態など目に見えるものだけでなく、体を触って肋骨や背骨の出っ張りを確認することも大切です。

自宅でできる体重チェックの方法

犬の体重変化は見た目だけでは気づきにくいため、定期的なチェックが重要です。

体重計での測り方

小型犬なら、飼い主が抱っこした状態で体重計に乗り、飼い主の体重を引くと簡単に測れます。月に1〜2回は測定して記録しておくと、微妙な変化にも気づけます。

ボディコンディションスコア(BCS)で触診チェック

体重計がなくても、体を触ることで痩せ具合を確認できます。

  • 肋骨:軽く触って肋骨が簡単に感じられるのが理想。目で見てわかるほど浮き出ている場合は痩せすぎ
  • 腰のくびれ:上から見て適度なくびれがあるのが正常。くびれが極端に目立つ場合は痩せすぎ
  • お腹のライン:横から見て、お腹が適度に引き締まっているのが理想。お腹がへこみすぎている場合は要注意

病気以外で痩せる原因も

病気以外にも、体重が減る原因はあります。

運動量とカロリーのバランスが合っていない

犬も運動量やカロリー消費量は毎日同じではありません。ドッグランでたくさん走った日や、長時間のお散歩をした日は、いつもよりエネルギーを消費しています。たくさん動いた日にはおやつを多めにあげたり、ご飯の量を少し増やしたりと、活動量に応じて食事量を調整することも大切です。

ストレスや環境の変化

引っ越しや家族の変化、季節の変わり目などのストレスで食が細くなり、体重が落ちることもあります。食べているように見えても、実際の摂取量が減っている場合があるため、食べ残しがないかも確認しましょう。

まとめ:食べているのに痩せるのは体のSOS

食欲があるのに体重が減っている場合、糖尿病や甲状腺機能亢進症、消化器疾患など重大な病気が隠れている可能性があります。

普段から月1〜2回の体重測定と、体を触って肋骨や腰のくびれを確認する習慣をつけておきましょう。「食べているから大丈夫」と安心せず、体重の変化に早く気づいて獣医師に相談することが愛犬の健康を守る第一歩です。

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